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板橋区四葉 女医による内科 生活習慣病 漢方治療

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院長メッセージ

朝が苦手?朝早くに目が覚める?眠りにつくのに時間がかかる?

院長のひとりごと

健康スポーツ医の講習会で、睡眠の勉強をしてきました。体内時計、加齢による必要睡眠時間、眠気をさそうメラトニンというホルモンの日内変動、など、とても楽しい勉強でした。


 人は年齢を重ねるごとに、必要な睡眠時間は減っていきます。よく、外来で、睡眠薬の効き目が短く夜中の2時3時に目が覚めるのですと、相談されます。


 ある年齢になり、そもそも6時間程度しか睡眠を必要としない体になっているのに、21時に睡眠薬を飲んで寝たらどうなるでしょう?21時から6時間しか睡眠が必要ないのです。夜中の3時に目が覚めても、必要な睡眠時間はもう取れている、それ以上眠る必要がない、その状況で、もし2時半にトイレで起きてしまったら?6時間の睡眠まで、あと30分しか残っていないのです。体がそれ以上の睡眠を必要としていないのですから、もう眠れないでしょう。それなのに、朝6時過ぎまで寝ていたい、といわれても、、これは、『合計8~9時間ほど眠りたい』と要求していること。また、21時床に入ってから、2時間眠れない、朝は6時近くまで床に入っている、など。もし、朝の6時まで床についていたら、睡眠が6時間しか必要ない年齢であれば、23時を過ぎなければ、眠くならないでしょう。8~9時間睡眠など、成長期の子供の睡眠時間は、お年を重ねた体には必要としない場合があるということです。つまり、不眠と相談されても、すぐに睡眠薬を処方するのではなく、正しい睡眠習慣に修正すべきであると。その方の年齢と、床に就く時間、起きる時間をお尋ねして、年代に合わせた睡眠時間を提示、朝の6時過ぎまで寝ていられるような時間から逆算して、その時刻になるまで待ってから床に就く、その上で必要最小限の睡眠薬を、とのことでした!


 さて、朝が苦手な方もいらっしゃると思います。午前中、体が起きてこない、お昼を過ぎて夜になると元気になる、という方です。人には体内時計があり、睡眠を誘うメラトニンという体内ホルモンにも周期があります。体内時計は24時間より少し長い人が多いといわれていますが、このメラトニンの周期が長い人ほど、朝が苦手、早起きが不得意な人が多いとのこと。『朝型夜型質問紙』http://www.sleepmed.jp/q/meq/meq36.phpというものを参考にすると、自分の睡眠の体質がわかるというので、早速実施してみました。私は、超夜型に近い夜型でした☆ 

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