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<2013年8月 「光線過敏症」について>
8月5日(金)の日本経済新聞夕刊 らいふプラスの「その症状 光線過敏症?」をご紹介致します。

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【光線過敏症とは】
紫外線や可視光線を浴びた肌に斑点や湿疹が生じ、かゆみや痛みが出るいくつかの病気の総称です。飲み薬や貼り薬が原因になる「外因性」と体内の異常で起きる「内因性」の2つに分けられます。

【主な光線過敏症の原因と対処法】
ー外因性の光線過敏症ーーーーーーーーーーーーーーー
●薬剤性光線過敏症
◯原因と症状:薬を飲んだり注射をしたりした時に顔や耳、腕や手の甲などにかゆみを伴う赤い発疹が出る。一部の抗菌薬や鎮痛剤が原因で薬の成分が皮膚に届き波長が320~400ナノメートルの長波長紫外線が当たると炎症が起きる。
◯主な患者層:幅広い
◯対処法:薬をやめたり切り替えたりする。2~3日後に治ることが多いが症状を1~2年放置すると慢性化し薬をやめても治りにくくなるので注意が 必要。アトピー性皮膚炎など他の病気と紛らわしいこともある。薬を処方する内科医が光線過敏症に詳しくない場合もあるので、光が当たった肌に症状が出たら 皮膚科を受診する。

●光接触皮膚炎
◯原因と症状
湿布薬の抗炎症成分が皮膚に残り、長波長紫外線が当たったときなどに炎症が起こる。
◯主な患者層:幅広い
◯対処法:湿布薬をはがしても成分が約1ヶ月は残り、洗い流しても落ちないので外出時は患部を衣類やサンスクリーン剤で遮光する。湿布薬には「貼ったところを日光に当てないで下さい。」などの注意書きがあるので良く読んで使うことが大切。

ー内因性の光線過敏症ーーーーーーーーーーーーーーー
●多形日光疹
◯原因:原因は不明で光が当たった場所に湿疹ができる症状が慢性化する。
◯主な患者層:10~20代の女性や中高年男性
◯対処法:患部を遮光し、ステロイド剤や抗アレルギー薬を内服する。

●慢性光線過敏症
◯原因:原因は不明で多形日光疹よりも症状が重く強いかゆみを伴う。
◯主な患者層:60代以上の男性
◯対処法:部屋を暗くするなど、特に厳重な遮光が必要。

●日光じんましん
◯原因:原因は不明だが可視光線に当たると起きやすい。
◯主な患者層:20~50代
◯対処法:サンスクリーン剤が効きにくいので衣服などで遮光する。

●色素性乾皮症
◯原因:遺伝性で10万人に1人程度の稀な病気
◯主な患者層:子ども
◯対処法:日中の外出を避けるなど徹底して紫外線を避ける。

【早めに皮膚科を受診】
「発疹などの症状が光を浴びた所だけに起きるか」「光線過敏症を引き起こす薬を服用しているか」「独特の色や形の発疹が出るか」など他の病気と見分けるポ イントは何点かありますが専門医以外には見分けづらいケースも多くあります。皮膚に赤い斑点や発疹、かゆみが現れた場合は皮膚科を受診しましょう。