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<高齢者の肺炎球菌ワクチンについて学んできました! >
2014年10月20日 板橋区医師会館にて

★肺炎球菌ワクチンには次の2種類あります。

1.ニューモバックスNP(23価莢膜ポリサッカライド肺炎球菌、PPSV) 1988年~ 対象者:高齢者*
*2歳以上ので肺炎球菌ワクチンの接種が必要であれば対象となる

2.プレベナー13(13価結合型肺炎球菌、PCV13) 2014年~ 対象者:2歳以下と65歳以上**
**欧米では、50歳以上を対象者としている

★プレベナー13(PCV13)は、生後2か月以上の小児が十分な免疫を獲得できるよう、プラベナー7(PCV7)から改良され、平成25年11月に小児の定期接種に用いられるようになりました。
そして、この度、平成26年6月20日に、65歳以上の高齢者にも使用可能となりました。

★外国では、「プレベナー13」の成人に対する適応は主に50歳以上の成人を対象に米国、欧州連合(EU)加盟地域、および韓国等のアジア各国を含め、101カ国で承認されています。

★一方、今年、65歳以上の高齢者に定期接種で用いられるようになったニューモバックスNP(PPSV)は、2歳以下の小児では免疫をつけることが出来ないため、高齢者にのみ適応となっています。

★ニューモバックスNP(PPSV23)は、接種後、時間が経過するにつれて肺炎予防効果が低下するため、再接種が必要です。
ただ、再接種の回数を重ねるたびに、十分な免疫効果を発揮しなくなる可能性があることが、欧米で、指摘されるようになりました。

      ⬇︎
米国ではこの二つのワクチンを使った高齢者向けに2つの接種スケジュールが発表されているそうです。
(MMWR ; September 19, 2014 / 63(37);822-825)

① プレベナー13 → ニューモバックスNP23:6~12か月空けて接種。(最低の間隔は8週)
② ニューモバックスNP23 → プレベナー13:1年以上空けて接種。

■現時点で、理想的と思われる、肺炎球菌ワクチンの接種方法■

これから初めて肺炎球菌ワクチンを接種する高齢者で65歳以上の 基礎疾患がある方
プラベナー13を先に接種→1年以上あけてニューモバックスNPかプラベナー13を追加接種

②65歳以上でPPSV23を接種したことがある基礎疾患のある方
ニューモバックスNP23 から1年以上あけて、プラベナー13を追加接種

問題となる基礎疾患がない65歳以上の定期接種対象者
ニューモバックスNPを打った後、効力が弱くなる前にプラベナー13を追加接種

④施設入所者には、ニューモバックスNP(PPSV23)が、実績が豊富。

★ただし、プレベナー13(PCV13)は、実費負担(11,000~11,500円)65歳以上にしか適応がありません

肺炎球菌ワクチンは、始まったばかり、これからたくさんの情報が集まり、ワクチンの方向性が修正されていくはずです。
詳しくは、診察の際お尋ねください。
他院に通院中の方は、主治医に相談することをお勧めします 。