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<2014年1月 「親の認知症 気づいて」について>
12月29日(日)日経新聞SUNDAY NIKKEIに掲載の「親の認知症 気づいて」をご紹介致します。

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普段はなれて暮らす年老いた親のもとに帰省したら、今までとなんだか様子が違う。
子供や孫との久しぶりのだんらんなのに、さっきまで自分がしていた事を覚えておらず、身だしなみを気にする様子も無い。
そんな時は認知症を疑った方がよいかもしれません。認知症は早期にみつかれば、治療の効果も得られ易くなり進行を抑えるのにも繋がります。

認知症について

認知症は脳の病気で、高齢になるほど発症しやすく、国内患者は300万人以上。
認知症になる可能性が高い軽度認知症障害の高齢者を合わせると800万人以上を超すと言われています。
代表的なのは脳の神経細胞が死んで脳が萎縮して起こるアルツハイマー病のほか、脳の血管が破れたり詰まったりして認知症になる場合などもあります。

認知症の症状

認知症のおもな症状は、記憶や理解力、判断力などが低下したり、時刻や今いる場所など基本的な状況が分からなくなったりします。
認知症になったのが原因でうつ状態や徘徊、妄想などの症状も出てきます。
認知症では食事や買い物など自分がした行動自体を忘れてしまいます。進行すると物忘れをしているという自覚もなくなります。
話をしても、以前は「仕事の調子はどうか」と聞いてきたり、孫には「元気だったか」などと話しかけていたりしたが、そんな様子もなくなってしまいます。
孫の名前も出てこなくなり、同じ話を何度も繰り返して辻つまの合わない話や言い逃れなどしてごまかすといった行動が目立つようになります。
また、見た目にも変化が現れ、外見に無関心になり、女性は化粧をしなくなったり、風呂に入る回数が減るといった変化がみられます。
そのほかに、家事も苦手になり、料理が苦手になり、得意料理も作らなくなり、総菜を買って済ますことが増えます。また、日ごろ服用していた薬の管理がいい加減になりやすくなります。

【初期の兆候】
■ 洋服や化粧などに気を使わなくなる。
■ 料理が苦手になる。得意料理も避ける。
■ 同じ話を繰り返したり、聞いたりする。
■ 物忘れが増える。指摘されても「そうだったかな」と感じる。
■ 失敗が多くなり、言い訳をする。
■ 物事への関心がなくなり、趣味もやらなくなる。
■ イライラや焦り、不安を感じる。

これらの例に多く当てはまるときは認知症の疑いがあります。
そして深刻な事態が起きていないかを気をつけましょう。
高価な買い物をしていたり、変な契約をしていたりしいないか。悪徳商法などにつけ込まれてしまう例も少なくありません。
認知症が発症している場合、本人も家事や仕事などこれまで普通に実践していた事がうまくできなくなったなどと感じて不安に思っています。
異変に気づいた子供や孫からあれこれ指摘されると、責められたように感じ、否定したり怒ったりする人も多いので注意が必要です。
また、普段はなれて暮らしていても、電話やメールなどでコミュニケーションをマメにとるなどの心掛けも必要です。

【家族の心掛け】
■ 本人の話をじっくり聞く。不得手になった事を知る。
■ 詰問や間違いの訂正、叱咤激励などは避ける。
■ 「年のせいだ」と安易に納得しない。
■ 受診を促す。早めに専門医へ。
■ 受診を嫌がる場合もあるので、不信感を招かないようにする。
■ 自治体や地域包括支援センターなどに相談する。